
M&Aは人材育成の絶好の機会!PMI担当への抜擢が「自分事のM&A」
皆さん、こんにちは!M&Aのシナジー効果を最大化させるPMIの専門家、中小企業診断士のはださとるです。
羽田中小企業診断士事務所では、PMI支援を通じて「M&Aを成功に導く」ための情報発信をしています。
この記事を読んでわかること
・M&A後のPMI担当者選定は人材育成の大きなチャンス
・「自分事のM&A」の効果について
M&A後のPMI推進で問われる「誰に任せるか」問題
M&A後のPMI(統合プロセス)を推進する上で、多くの経営者が「誰に任せるべきか」という問題に直面します。多忙な経営者が全てを抱え込むのは現実的ではありませんし、かといって経験のない従業員に丸投げしてもうまくいきません。
しかし、この「誰に任せるか」という問いの中にこそ、M&Aを成功させ、さらに会社を長期的に成長させるための、絶好のチャンスが眠っています。その答えは、PMIの企画・推進を担う組織を構築し、その中心的な役割を、経営層ではなく、将来を期待する「実務層のキーパーソン」に任せることです。
これは、単なる業務の委任ではありません。M&A後のPMIという「現場の最前線」で経営の意思決定を体感できる、最高の「人材育成」の機会なのです。

PMI担当者の抜擢がもたらす「人材育成効果」
なぜ、PMI担当への抜擢が、これほどまでに大きな価値を持つのでしょうか。
買収した会社の資産や従業員の人生を預かり、M&Aの目的達成という大きな目標に向かって、日々発生する課題を解決していく。この経験は、通常の業務では決して得られない、圧倒的な成長を促します。これまで現場の視点しか持てなかった従業員が、会社全体の未来を考え、経営判断に近い領域で仕事をする。この経験を通じて、彼らの視野は格段に広がり、将来の幹部候補として大きく飛躍することが期待できるのです。
はださとるPMIの推進担当者は、否が応でも「経営の目線」で物事を考えざるを得なくなります。この経験が会社全体に大きな影響をもたらします。
「自分事」としてPMIを推進する文化づくり
そして、この人材育成のプロセスは、M&Aの成功確率そのものを高めることにも直結します。 抜擢された担当者は、PMIを単なる「上から降ってきた仕事」ではなく、自らが会社の未来を創る「自分事」として捉えるようになります。この当事者意識が、統合プロセスにおける様々な困難を乗り越えるための、強力な推進力となるのです。


もちろん、経験の不足はPMI専門家が伴走支援することで補います。キーパーソンが「自分事」としてPMIを牽引し、その成長がM&Aの成功に繋がり、そして会社の未来を担う人材が育っていく。
PMI担当への抜擢は、従業員・経営者・企業のすべてにメリットをもたらす、M&A成功に直結する戦略的アプローチです。
関連記事: PMI専門家の伴走支援について




最後に
羽田中小企業診断士事務所では、PMI専門家がお客様のM&Aの目的に深く寄り添い、貴社と相手企業の特性に合わせて、最適なPMI支援をカスタマイズしてご提供いたします。
PMI支援に関するご相談は初回無料で承っております。また、M&Aの準備段階でも、お気軽にご相談いただけます。
羽田中小企業診断士事務所
代表 はださとる(PMI戦略コンサルタント)
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